年齢ごとに違いはある?七五三で七歳女児のお祝いはどうするの?
お子さんが七歳になられた方は、
いよいよ七歳の七五三の時期です。
お子さんにとっても、ご両親にとっても
もちろんお祝いごとなのですが、
祖父母の方にとっても、めでたいことではないでしょうか。
自分の孫が七歳になったわけですから、
間違いなく順調に育っている証拠です。
また、ご自身の息子(娘)が、
子供をちゃんと育てている証拠でもあるので、
「せっかく呼ばれたし、行ってみようかな?」
「久しぶりに孫の顔が見てみたい」
とお思いの方も多いはずです。
子供の成長は思っている以上に早いと言われ、
産まれた時は小さな赤ん坊だったのに、
七歳にもなると言葉を覚え、友達もでき、
学校でも楽しく過ごしていることでしょう。
しかし、「七歳の七五三って何するんだろう?」
とお思いの先輩方もいらっしゃることでしょう。
そんな先輩方のために、今回は、
「最近の七歳の七五三事情」についてご紹介します!
七五三の基本はこれ!七歳の女の子ならこうお祝いする?
そもそも、七歳の七五三って何をするのでしょう。
本来、七歳では女の子のための儀式をします。
これを、「帯解きの儀」といい、
女の子が帯を結び始める年齢だというのが由来です。
着物を切る際に、それまで結んでいた付紐から、
丸帯を締めるようになるとのことで、
これは成人と同じ扱いを受ける、という意味を持ちます。
この儀式を終えると同時に、
お孫さんは晴れて、社会人の一員になるというわけです。
実際に成人として扱われるには、
まだ十年以上ありますが、
昔からの風習ではそうなっています。
また、最近の七五三の流れとしては、
神社で参拝した後に、フォトスタジオで写真撮影をし、
最後はどこかで食事を取ります。
しかしながら、近年はご夫婦が共働きで
あるのが普通になってきており、
なかなか時間をとるのが難しいそうです。
七五三は11月15日前後で行う神事ですが、
このような現状ですから、
必ずしも11月に行うわけではないようです。
早いところでは6月から始めてしまう
家庭もありますし、
12月に遅れてしまう家庭もあります。
ですので、決してご夫婦の提案に対して、
「七五三は11月にやらなきゃいけないんだ!」
と押し付けないようにした方が良いです。
また、写真撮影だけ先に済ませてしまう家庭も多く、
そのような家庭は、当日は神社で
参拝だけして終了!ということもあるそうです。
もちろん、日程の調整等はご夫婦の選択ですから、
祖父母の方があれこれと口を出してしまうのは
よろしくないでしょう。
確かに先輩方の七五三とは、
様々な部分が異なるのでしょうが、
口を出したら出しただけ、
関係が悪くなってしまう可能性があります。
「今はそんな時代なんだ」と割り切っておきましょう。
七歳女子のお祝い
では、七歳の女の子のお祝いについてです。
七五三のお祝い方法は数々ありますが、
お祝い金をあげることが一般的だと言われています。
その金額に決まった額はないようですが、
だいたい1万円辺りが多いようです。
また、女の子ですから、
着物を着ることになるでしょうから、
その着物の代金を出してあげる、という方法もあります。
フォトスタジオでの写真撮影に同行する場合では、
撮影代等を出すケースもあるようです。
お食事代を出してあげる、
なんていうのもいいですね。
お金以外では、やはり子供の欲しいものを
あげることもお祝いになるでしょう。
女の子ですから、人形であったり、
洋服辺りが最も無難でしょうか。
年齢的も小学生ですし、
欲しいものはたくさんある年頃でしょう。
こっそりと欲しいものを聞いておいて、
サプライズプレゼントとして出すと、
喜ばれること間違いないでしょう。
七五三で七歳ならいつまでにお祝いするのがいいの?
最近では七五三をする年齢にも違いがあり、
昔は数え年七歳(満年齢六歳)で行っていたものが、
現在では満年齢七歳で行うケースが増えているそうです。
つまり、七歳の七五三の時期は、
満年齢で数えて六歳から七歳の1年間のどこかで
行えばいいわけです。
ですので、ご夫婦から招待されたときに、
「あの子、今年七歳じゃなかった?」
と疑問に思うでしょうが、
間違ってはいないので覚えておきましょう。
期間が一年間ありますから、
ご両親もどういう日程で七五三をするかは
計算をしているはずです。
もちろん、最近の七五三事情からも、
すべてを一日で行うのが厳しくなってますから、
写真撮影と神社の参拝は別日、という形が多いでしょう。
祖父母の方が近所に住まれているのであれば、
どちらも気軽に行けるかもしれませんが、
地方等、遠方に住まれている場合は厳しいはずです。
地方から出てくるのにも、結構なお金が必要ですから、
その場合は、どちらかだけ参加する
という方法もあるでしょう。
どちらかであれば、お好きな方、または都合の付く方に
行かれるのが良いと思います。
実際、私の知人の家族は、
写真撮影と食事を一緒にしてしまい、
神社への参拝だけ後回しにした家庭もありますから、
ご両親に相談されてもいいと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
孫の成長を、ご両親と共に
お祝いする機会はそう多くありません。
恐らく、七五三が最後の機会、
という家庭もあるでしょう。
それだけ社会が変化していますので、
どうかこの記事が先輩方の参考になればと思います。