意外と奥深い?箸のマナー守れていますか それはタブーかも⁉

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仕事のお付き合いで高級な和食店に行くことに!

 

洋食のマナーはしっかり勉強していても、

日本食の場合は、いつもお箸で食べているんだし…と

調べたことがない!という方も意外と多いのではないでしょうか。

 

使い慣れたお箸だからこそ、

マナーを知っているか知らないかは一目瞭然!

ちゃんと使えていないと、上司や取引先の方に呆れられてしまう可能性も…

 

そんなことにならないように、基本のマナーを確認していきましょう。

 

これは知らなかった!日本の伝統 箸のマナーを正しく知ろう!

 

日本で、二本の棒状の「箸」が使われ始めたのは、

608年、飛鳥時代にまでさかのぼります。

 

中国へ遣わされていた使節団が、

王朝で二本の棒で食事をとっているのを見て、

これを日本に伝えたのが始まりといわれています。

 

それから千年以上、日本人に親しまれ、使われてきた「箸」。

 

近年では、食べられればいいじゃないか、と言う人も増えているそうですが、

一番身近な行動である「食事」の中で、

日本の長い歴史を感じることができるのは、素敵なことだと思うのです。

 

究極、食べられればいいというものであるからこそ、

あえて丁寧に、美しく使うことで大人としての知性や余裕を感じさせます。

 

ご年配であるほど、箸の持ち方・使い方は厳しく教えられてきているもの。

しっかりマナーを守れていると、それだけで印象をグッとよくすることができますよ。

 

和食の席での正しいマナー!箸でこれをするのはNG!

 

お箸のマナーは古くから「きらい箸」と呼ばれ伝えられてきました。

40種類以上の「きらい箸」が存在しています。

 

その中でも特に覚えておきたいものを厳選してご紹介します。

人前でやってしまっては恥ずかしい、とされている所作ばかりですよ。

 

横箸 箸を二本揃えて持ち、スプーンのようにすくって食べること

ほじり箸 器の底の方にある食材を、箸でほじり出すこと

拾い箸 箸と箸で料理の受け渡しをすること

寄せ箸 器を、箸で手前に引き寄せること

刺し箸 料理を箸で刺して食べること

かき箸 器に直接口をつけ、箸で料理を口の中へかき込むこと

迷い箸 次に何を食べるか迷って、料理の上で箸をウロウロさせること

渡し箸 食事の途中、器に箸を渡して置くこと

指差し箸 箸の先を人に向け、指すこと

突き立て箸 ご飯の上に箸を突き立てること

 

これらはマナーの中のほんの一部。

名前を覚えて、と言われるとややこしいかもしれませんが、

普段から自然に人前ではやらないような所作ばかりではないでしょうか?

 

もしこの中で「やっちゃってるかも…!」というものがあれば、

意識して控えるようにしましょう。

 

横箸、刺し箸などは、お箸を正しく持って

ちゃんと料理を箸で持てるようになれば改善されますよ!

食べられれば持ち方なんて…という考えの方もいるかもしれませんが、

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正しい持ち方を知ると、わざわざ刺したりしなくても

こんなに食べやすいのか!と感動するはずです。

 

大人になった今からでも遅いことはありません!

ぜひ正しい持ち方をマスターしてみてくださいね。

 

お箸だけじゃない!和食のマナー

 

高級な和食店で食事会となると、

お箸以外にも作法があるのでは…と不安になってしまいますよね。

和食のマナーについても簡単におさらいしておきましょう。

 

・器を持ち上げる時には、箸を置くこと

箸を持ったまま器を持つことはマナー違反。

箸は一度箸置きに置いてから、器を持つようにしましょう。

 

・味が薄めの物から食べていくこと

お膳の上にたくさんの小皿や小鉢が並べられたとき、

好きなものから食べたいと思うかも知れませんが、

マナーとしては薄味のものから順番に食べていくのが正解。

 

メインのお料理が熱々の状態で出されたとしても、

薄味のものから順番に、を意識していれば

メインにたどり着く頃には食べやすい温度になっているはず。

 

・盛り付けを崩さないこと

ひとつのお皿に複数の料理が美しく盛り付けられている場合は、

できるだけそれを崩さないようにして食べるのが上品な食べ方。

手前や、端の方から手を付けていくと崩れにくいですよ。

 

・一口大にしてから食べること

お料理をいただくとにき、一口より大きそうな場合は、

器の中でお箸を使って一口大にわけてしまいます。

もしどうしてもお箸で切れずに噛み切るしかないというときは、

口元を隠して食べるようにしましょう。

ちなみに、大きいものを口に運ぶ時や汁気がたれてしまいそうな時に

やってしまいがちな「手皿」は、マナー違反とされているので注意!

 

・お箸を置く時は、箸置きにおくこと

器の上に渡してしまう「渡し箸」はもちろん、

そのへんに適当に置いてしまうのもNG。

かならず箸置きの上に置くようにしましょう。

箸置きがない場合には、お箸が入っていた袋を折って箸置きを作ります。

 

・おしぼりは手を拭くもの

居酒屋でおしぼりを渡されるとつい顔を拭ってしまう…という男性は

大勢いらっしゃるかと思います。

しかし日本料理のお店でそれをやってしまうとマナー違反です。

口元を拭いたり、テーブルを拭いてしまうのもNGですよ!

 

まとめ

 

食事は誰もが毎日自然におこなうこと。

素の自分が出てしまいやすい行動だからこそ、

マナー違反!と言われたり思われたりすると

恥ずかしく思ったり、情けなく感じたりしてしまうかもしれません。

 

でもちゃんと調べてみると、求められていることは

意外と難しくなかったと感じるのではないでしょうか?

お店やお料理の雰囲気を損なわないよう、

丁寧な所作を心がけるだけで、品のある洗練された振る舞いになりますよ。

日頃の食事から、少し意識をしてみるといいかもしれません。

 

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