お断りの文面が…お歳暮のお礼状を上司からもらった時のマナーとは？

お歳暮お礼状を上司から頂いたけれど、

その中に今後、お歳暮をお断りする文面があった場合って、

どうするのが良いんでしょうか？

 

言葉通りに受け取ってもうお歳暮の

やり取りはしなくてもいいものか、

それでもやっぱり送り続けた方がいいのか

気がかりですよね。

 

そこで今回は上司からのお歳暮のお礼状に、

辞退をする文面があった時の正しいマナーを紹介します。

お歳暮のお礼状に辞退の旨が書かれていた時の意味とは？

お歳暮のお礼状に今後はお歳暮を

辞退する旨が書かれていたら、

その言葉通りに受け取ってしまって構いません。

 

つまり今後はお歳暮やお礼状の

やり取りをしないでも大丈夫なんですね。

 

実はお歳暮を辞退するということは、

もうお歳暮のやり取りをするのが負担になってきたとか、

相手に気を遣わせたくないから

という理由が多いんですよ。

 

お互いの負担を減らすために

もうお歳暮のやり取りは結構ですよ、

という意味を込めて、

今後は辞退する旨をお礼状で伝えているんです。

 

確かにお歳暮のやり取りって、

品物を選んで配送手続きをしてお礼状を書いて、

何かと大変で手間がかかってしまいますよね。

 

そうなると毎年無理にお歳暮のやり取りをせずに、

いっそのこと辞めてしまった方がとても楽。

 

また、上司が今の上司ではなく、

退職したり異動した上司の場合は、

もう交流もほとんどないでしょうから、

部下とのお歳暮のやり取りを

辞めるということも多いんですよ。

 

ということで、お歳暮を

辞退する旨のお礼状を受け取った時は、

その言葉の通りに受け取ってしまいましょう。

 

社交辞令とかお歳暮を単純に遠慮しているのではなく、

本当に辞めたい場合が多いので、

ぜひこちらもお歳暮のやり取りを辞めると良いですね。

上司からのお歳暮でお断りのお礼状をもらったときのマナーとは？

上司からお歳暮のお断りのお礼状をもらったら、

それについての返信は不要です。

 

ここでまたあえて何か返信をしてしまっても、

特に丁寧な対応にはならないので、

こちらが出来るマナーとしては、

お歳暮辞退を受け入れるようにすればOKですよ。

 

そして来年からはお歳暮を贈らないこと！

 

これが一番大事なんです。

お断りしていたけれどやっぱり贈らないと失礼かな？

と思ってお歳暮を贈ってしまうと、上司も結局また、

お礼状を書いたりお歳暮を用意したり

しないといけなくなります。

 

つまり上司の負担を増やしてしまうわけなんですよね…。

 

そうならないためにも、辞退されたら

お歳暮はこちらもキッパリ辞めること。

 

上司など目上の人相手だと、お歳暮を贈らないのって、

ちょっと無礼なような気分になってしまいますが、

相手が辞退を申し出てきたので、

その通りにしてしまって良いんですよ。

 

ただ、上司からお歳暮が届いている場合は、

お礼状を送ってもいいでしょう。

 

お歳暮を辞退された最のお礼状の書き方としては、

下記の例文を参考にしてみるといいですよ。

 

『拝啓　師走の候　ますますご壮健のことと存じます。

 

 

さて、このたびは結構なお歳暮の品をお送りくださいまして、

厚く御礼申し上げます。

 

 

さっそく家族で賞味させていただきます。

 

 

また、感謝の気持ちとしてご挨拶させて

頂いたつもりではございましたが、

反対にお気持ちを遣わせる結果となってしまい、

大変申し訳なく思っております。

 

 

本年も残すところわずかとなってしまいましたが、

どうぞご自愛くださいませ。

 

 

取り急ぎ御礼まで。

 

 

令和〇年○月〇日　○○○○（自分の氏名）』

 

 

お歳暮を辞退してきた上司へ贈るお礼状としては、

このように書いて送るのが良いですね。

 

もし上司がお歳暮の品を送ってきておらず、

辞退の旨を書いたお礼状だけ送ってきた場合は、

特に何もこちらから返信する必要はありませんよ。

 

やっぱり上司がお歳暮を辞退してきたら、

それにならってこちらも行動するのが

一番のマナーなんですね。

 

ぜひ覚えておくようにしましょう。

まとめ

上司からのお歳暮のお礼状に今後は

お歳暮をお断りする文面があったら、

その言葉通りに受け取ってしまうのが一番。

 

きっと上司もお歳暮のやり取りをするのが

負担になっていると考えられますので、

来年からはお歳暮をこちらも送らないようにしましょう。

 

また、上司からお歳暮が送られてきていないのでしたら、

こちらは返信不要ですよ。

 

もし上司から最後のお歳暮が届いているのでしたら、

お礼状だけを返すようにして

お歳暮のやり取りを終わらせましょう。