家族でイベント!節分はいつから準備する?由来とは?
2月に入るとすぐに節分がやってきます。
お正月が終わってまだそんなに
たっていないのにもう次の行事が
やってくるなんて新年早々、
日本人はけっこう忙しいものですね。
お店のディスプレイもクリスマスから
節分までは入れ替わりが激しくて大変そうです。
ところであなたのおうちでは
節分行事を行いますか?
自分が小さな頃、家で行ってきた人は
結婚してからも家族でするという方も
多いのではないでしょうか。
豆まきがメインとなりますが、
そのために必要となってくるものを
準備しなければなりませんよね。
準備をしながら子供に節分について
聞かれることもあるかもしれません。
そんなときにすんなり
教えてあげられるといいと思いませんか?
ここでは豆まきのルールや
節分の由来などの節分知識に関することを
みていきたいと思います。
節分がやってくる前に節分について
知っておいてください。
そうすれば今年はいつもの何倍も
節分行事を楽しむことができますよ。
節分の豆まきを家族でやろう!必要なものとルール
豆まきはただ豆をまくだけではありません。
きちんとしたルールがあるので
できるだけそれに従って行ってください。
もちろんそのために必要なものが
いくつかあるので紹介したいと思います。
まずメインとなる豆です。
豆は大豆を炒った福豆を準備してください。
自分で炒らなくてもスーパーで
手軽に買うことができます。
そしてその豆を入れる枡が必要です。
これも100均にあるので
手軽に準備することができますよ。
準備したら枡に豆を入れて節分で
使うときまで神棚に備えておきましょう。
もしも神棚がない場合は清潔で
自分の目線より高い場所に
置くと良いですよ。
そして節分の日がやってきたら
いよいよその豆を使って豆まきをします。
豆まきの正しいルールでは
夜に行うのがベストです。
家族全員がそろっている
晩御飯の後などがいいですね。
そして豆をまく人も実は決まっています。
その家の家長が豆をまくのが基本です。
ですから一般的にはお父さんですね。
それ以外にも年男・年女・厄年の人が
いればその人も一緒にまきましょう。
そして掛け声は有名な
「鬼は外!福は内!」です。
やり方を詳しくいうと、
窓を開けて「鬼は外!」と
言いながら豆を外にまきます。
そしてすぐに窓を閉めて
今度は「福は内!」と言いながら
部屋の中に豆をまきます。
窓をすぐに閉めるのは
追い出した悪い気を
家の中に入れないためです。
これを家じゅうの部屋でやって、
最後は玄関で同じように行います。
なかなか忙しいですね。
豆まきが終わると厄除けをお願いしながら
自分の年齢に1つ足した数、豆を食べます。
これが節分の基本的なルールとなります。
鬼は登場しないのですが、
小さなお子さんがいる家などでは
鬼が出てきた方が盛り上がると思うので
鬼役を決めて「鬼は外中心の豆まき」で
行うのもおもしろいですよね。
ルールはあくまで基本的なものなので
各家庭でそれぞれアレンジを
してももちろんかまいません。
子供に聞かれてもすぱっと答えたい!節分の由来とは?
そもそも節分とは何でしょう。
1年に1度行う節分ですが、
実は昔は4回あったそうです。
節分は季節を分けるという意味なので
立春・立夏・立秋・立冬という
季節の境目の前日に行うものでした。
その中でも旧暦の2月4日である立春は
一年の中で新年が始まる日として
特に大事にされたのです。
ですからその前日である2月3日の節分が
特別にしっかりと伝えられてきたのです。
平安時代には大晦日である2月3日に
その年の厄災を取り除いて清める
「追儺(ついな)」という行事が
宮中で行われていました。
そしてその後、室町時代の頃は
豆をまいて悪である鬼を追い出す
という行事になっていき、
民間人にも伝えられていったのです。
ところで鬼と言えばトラ柄のパンツを
はいているイメージがありますよね。
角も生えています。
これにもきちんと意味があるのです。
鬼が出入りする方角は鬼門と呼ばれ、
北東を指すそうです。
そしてこの方角を十二支に当てはめると
「丑(うし)」「寅(とら)」となります。
だから鬼は「牛(丑)」の角が生えていて
「トラ(寅)」の柄のパンツを
はいているそうですよ。
子供に教えると喜びそうですね。
まとめ
では豆まきのルールについて
簡単にまとめておきます。
豆まきの基本ルール
- 豆をまくのは家長・年男・年女・厄年の人が中心となって行う。
- 窓から「鬼は外!」と言いながら豆をまいて窓をすぐ閉める。
- 部屋の中に「福は内!」と言いながら豆をまく。
- 各部屋全部で行い、最後は玄関で行う。
- 自分の年齢に1つ足した数だけ豆を食べる。
最近では豆まきを落花生で行う
地方もあるそうです。
「散らからない」「終わったあとに食べやすい」
などの理由からです。
豆をまくのも子供がメインで行うなど
色々な豆まきがありますね。
恵方巻もだいぶ定着しましたが
新しく出てきたものですね。
昔からの文化が受け継がれていく
というのはとてもいいことだと思います。
本来の意味を忘れずに時代に合った節分を
これからの子供たちにも伝えていきたいですね。