知ってたらすごい!クリスマスリースはいつから始まった?
クリスマスシーズンになるとなんとなく
飾っているクリスマスリースって、
一体いつから始まったものなんでしょうか?
毎年飾っているものだけれど、
由来も意味もよく分からないですよね。
でも実はクリスマスリースって
奥深い意味や古い歴史があったんですよ。
今回はそんなクリスマスリースは
いつから始まったのか、
また日本ではリースはいつからいつまで
飾るべきなのかを紹介します。
クリスマスリースの由来!いつから始まった?
クリスマスリースは今から1700年もの前、
古代ローマ時代が発祥の起源とされています。
古代ローマでは花や枝、
月桂樹の葉っぱなど輪っかにして
作ったリースを祭事など、
何かしらの行事の時に飾る風習がありました。
そんな中、ローマの皇帝によってキリスト教が国教、
つまり国が公認、保護する宗教となったため、
キリスト教にもクリスマスなど行事の際に
リースを飾る文化が広まったんですよ。
つまりリースを飾るのはキリスト教
独自の文化ではなかったんですね。
さて、そんなクリスマスリースですが、
実は魔除けや豊作祈願などの意味合いを
持っているんですよ!
古くからリースに使われるのは
冬でも葉が青々と生い茂る常緑樹。
この常緑樹の強い生命力は
魔除けとしての意味合いを持っているため、
玄関先にクリスマスリースを飾ることで、
災いを避けようとしていたんです。
まさかクリスマスリースに
魔除けとして意味があるなんて、
思ってもみなかったですね!
そして、クリスマスリースにはリンゴや松ぼっくり、
麦など自然の恵みを飾ることが多いんですが、
これは来年も良い実りがありますように、
という豊作祈願が込められているんですよ。
しかも、リースって輪っかの形をしていますよね。
『輪』には永遠や新年の幸福を祈る、
という意味も含まれているので、
来年も良い年であることを願うために
飾るものだったんです。
こうしてみると、クリスマスリースって
想像以上に奥深いし、歴史もとっても古いですよね。
日本ではあくまでもイベントの一つの飾り物、
というものでしかありませんが、
実はキリスト教にとってすっごく大切で
深い意味を持つものだったんです。
なんだかクリスマスリースを
見る目が変わってきませんか?
クリスマスリースはぜひ大切にしていきたいものですね。
クリスマスリースの正解!いつからいつまで飾る?
クリスマスリースって結局
いつからいつまで飾るものなんでしょうか?
日本では特にいつから飾るか
というのは決まっていないので、
ハロウィンが終わり11月以降でしたら、
いつ飾っても大丈夫なんですよ。
もちろん11月じゃあまだちょっと早いかな、
と思ったら、12月に入ってからとか、
クリスマス1週間前からでもOK!
筆者もだいたいクリスマス1週間くらい前になると、
リースなどクリスマスの飾りつけをしています。
そしてだいたい12月25日の
クリスマス当日を過ぎたら、
リースやクリスマス飾りを
すべて片付けるのが一般的ですね。
やっぱり12月26日以降は、
日本では今度は年末年始シーズンに入るので、
リースではなくお正月飾りを
飾り始めることが多いんです。
ちなみにキリスト教の風習だと基本的に、
クリスマスから数えて4つ前の日曜日になったら、
リースを飾るなどクリスマスの準備を
始めることになっています。
やっぱりキリスト教の風習だと
早めに飾ってしまうんですね。
しかも、リースを飾るのが早いだけでなく、
クリスマスを過ぎて、新年が明けても
リースを飾っておくものなんですよ。
先ほども説明したように、
リースは豊作祈願や来年も
良い年であるようにという願いを込めています。
そのためある意味、日本でいう
お正月飾りなどと同じ役割もあるので、
年明けまでリースを飾っておくんですね。
もちろんキリスト教の風習を
参考にして飾っていてもOKですよ。
ただし日本だとやっぱり、26日を
過ぎてもクリスマスリースを飾っていると、
ちょっと不思議がられてしまうかもしれませんね。
やっぱりおすすめなのは、12月1日から飾って、
12月26日に片付けてしまうことですね。
まとめ
クリスマスリースはおよそ1700年前、
古代ローマ時代に発祥したとされています。
リースを飾る古代ローマの風習がキリスト教に伝わり、
クリスマスの際にリースを飾るようになったんですよ。
そして、リースを飾る期間は、
日本では一般的には12月頃からクリスマス当日まで。
やっぱり12月から飾った方が雰囲気が出て良いですよね!